17年で熟成された化け物

最近舞姫読んで、(さすがに暇があるからって黒歴史掘り返すか?)と思ってたけど、ほんとにやることが無いとこうやって人生振り返ってどっかに書いたりするものだと、こうして交通トラブルで1時間ほど待機して分かった。豊太郎は想像以上に暇の苦痛から逃れたかったようだ。

毎日をルーティーンのように過ごしていても、17年もあれば語る事は多くあるのかもしれないが、特に無い。人並みに物に一喜一憂してはいたが、語るに足るものかどうかは別だ。

毎日を楽しく語れる人は、語るに足るものを話しているのか、聞く側は右から左へ流す話なのか。どちらかが分からない時点で、人としてどこか外れているのだろう。

しかし、自分の矮小さについてはひたすらに話すことが出来る。悲しいかな、人の粗を探して揚げ足取りを覚えると、自らの事ですら粗や揚げ足を取れるようになる。気付いている自分を見ずに人にとやかく言うのは最低だが、非常に簡単である。

この17年間、本気に打ち込んだものは無い。自ら始めたサッカーも時々サボっていたし、高校受験ですらマトモに勉強しなかった。

そうして入った高校で、、幾度も同生徒を心の中で見下してきた。リソースをちょいと他に持って行って、最も簡単な人と関わることの出来ない雑魚が見下すとは、なんともまぁ惨めなものだ。

取れないぶどうは酸っぱいと思う事で、自らに対しての言い訳ができる。俺が友達なんて要らないというのは、きっと八割が作れない言い訳なのだろう。もし俺が友情特化で充実していれば、きっと友達はいた方がいいと思っていただろう。高校での結論も、脆弱なものである。

ここで俺が確信をしていないのは、もはや自分が言い訳をしているのか本心なのかどうかすらもわからなくなったからだ。嘘を本当と思い続けると、いつしかそれが嘘か本当かわからなくなってしまう。ただひとつ確実に言えることは、この考えは俺が死ぬまで変えることが出来ないということだ。

節目で少しは頑張ってみようと思うが、三日坊主である。頑張ることをしてこなかった人間は、どうやって頑張るかすら知らない。そうやって俺は段々と逃げる事が上手になっていった。最もらしい理論を立て、何となく周りを納得させ、逃げる。素晴らしい才能だ。マーケティングとか向いてるんじゃないかな。

こんなカスのような人間でもそれとなく居場所ができるんだから驚きだ。どんな奴でも居場所ができたように感じることの出来るTwitterというのは、やはり偉大である。言葉でSEXしたり自殺したりリスカしたり炎上商法したりできるのだから、いくつかの思ってもない褒め言葉でも気分が上がるのも当然だろう。

今やネットはリアルと同等と言われるが、ネットがリアルに影響を与えてる時点で、ネットが上なのではないかとすら思えてくる。いつの日か、ネットを使いこなせるやつがカースト上位にくい込む日も遠くは無いのかもしれない。

もう何書いてるか分からんわ。俺みたいなやつにはなるなよ。3年間で打ち込んだことで1文字も書くことの出来ない俺にはなるなよ。